どこのお宅にも必ずあるでしょう 醤油
明治時代の中頃に現在のようなお醤油が完成しました。
大豆、小麦、塩を原材料として、麹菌、乳酸菌、酵母による複雑な発酵過程を経て生成されます。
まだまだ高価で、庶民にとっては、お正月や祭礼時に1.2合買うものでした。昭和に入って、一升買いをする様になたっそうです。
田舎の農家では、昔は、何処の家でも大豆を煮て、自家製の味噌を作ったものです。その味噌を作った時に出来る、黒い上澄み液がたまり醤油です。
今はあって当たり前の醤油でも、昔は作るのも大変だったんですね。
秋田にはしょっつると言う魚醤があります。ハタハタというお魚を塩漬けして作ります。昔はハタハタが沢山獲れたのですが、今は随分高価なお魚になってしまいました。
世界中に魚や肉の塩漬けで作られる、醤(ひしお)があり、ナンプラーなどが有名ですね。
醤油には長い歴史があり、地域や原料もさまざまです。
日本の国だけ見ても、東西で特徴があります。
淡口の薄い色が多い西側と濃口の色の黒い物が多い東側などです。
うどんや蕎麦のタレの色を思い出してなるほどです。
これはソースにも言える事で、西にソースメーカーが多く、あっても関東までで、この事が東北地方にお好み焼き屋が少ない原因と言われてます。
醤油の出荷は、減少傾向にありますが、醤油を原材料とする、調味料やめんつゆの消費は増えています。便利に進化していくんですね。
海外では日本食が人気です。お寿司をはじめ、日本食にお醤油は付き物です。
日本にソースが入って来るずっと前の元禄の頃すでに、長崎の出島から輸出されてました。オランダの東印度会社を介して、コンプラ醤油と言う名前でヨーロッパに渡り、フランスの太陽王ルイ14世が愛用してたそうです。大変美食家で隠し味に気に入って使っていたと言います。フレンチに日本の醤油です~凄いですよね。東印度会社は、世界中から香辛料や、お茶や、調味料を集めるのが目的の会社だったため、日本のお醤油も買われたのでしょう。とても高価なものだったでしょう。
日本の食文化の発展は、元禄から明治にかけてとても発展しています。
文明開化とともにあらゆる物を受け入れ、吸収していく物凄いパワーを感じます。
暮らしが一変して、ご先祖様達も戸惑った事でしょう。
あなた方の努力のおかげで、今の豊かな食生活があります。
調味料でイケメンの分類をする日本人
醤油、ソースに続き、塩も登場
あなたの好みのタイプは?
醤油顔 あっさりした和風美男子
向井 理
二宮和也
ソース顔 彫りが深く西洋的なコッテリ美男子
阿部 寛
市村正親
塩顔 中性的、一重か奥二重のシャープな目元の美男子
及川光博
綾野 剛
星野 源
今日のおつまみ
セロリの味噌炒め
1㎝幅にセロリを切ります
オリーブオイルで炒め
味噌とみりん少しと一味少々