コーヒーは好きですか?
さっちゃん、1日に最低でも3杯以上飲んでいます。
仕事場に来てまず1杯、それからお仕事開始です。
この仕事を始めた時、ある事に気付きました。始めた頃は30代半ばのさっちゃんでしたが、ランチセットのコーヒーは、さっちゃんより若い世代はアイスコーヒーの注文が多く、同世代から上のほとんどがホットコーヒーでオーダーが入るのです。しかも真夏でもおばちゃんはホットコーヒーです。
さっちゃんがまだ若かった頃、喫茶店が沢山ありました。そこでは、コーヒーを飲んだりしませんでした。もっぱら、パフェやケーキなど好んで食べてました。コーヒーには砂糖とミルクをたっぷり入れないと飲めないお子ちゃまだったのです。コーヒーより缶詰のさくらんぼが入ったメロンソーダが好きだったのです。
昔、実家の母は、瓶に入ったインスタントコーヒーを本物のコーヒーと言ってました。袋に入って、砂糖もミルクのパウダーも混ざっているのがインスタントコーヒーだと思ってたようで、友人が遊びに来た時、堂々と「本物のコーヒーをどうぞ」って言うのやめてくれるとお願いした事があります。
昔、知り合いのイケメンの先輩が、「僕、コーヒーはちょっとうるさいんだよ、やっぱりコーヒーはゴールドブレンドが1番だね〜」この人、うちの母と同じ匂いがすると思ったものです。
大人になって来るとコーヒーを飲む機会も増えて、だんだん砂糖やミルク無しで飲む様になった気がします。日本人はお茶を飲む時、ストレートで飲む習慣があり、コーヒーにも砂糖やミルク無しに飲む人が多いですね。
コーヒーの始まりは2説ある様です。
ちょっとレトロですが、さっちゃんが生まれた頃世界中で流行した曲、コーヒールンバという歌の歌詞です。日本でも多くの歌い手さんがカバーしてるので、聞いた事があるかもです。
昔アラブのお坊さんが
恋を忘れた哀れな男に
しびれるような香りいっぱいの
琥珀色した飲み物を教えてあげました
やがて心ウキウキとっても不思議このムード
たちまち男は若い娘に恋をした
コンガ、マラカス楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲み物コーヒーモカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ
イスラム教国 アラビア説
この歌のお坊さんというのが回教僧侶シェーク・オマールの事で、無実の罪でイエメンのモカから追放され、仕方なく山の中をさまよっていると、I 羽の鳥が赤い実を食べているを見つけ、空腹だったので、摘んで持ち帰り、試しに煎じて、飲んでみたら嘘の様に疲れが取れ、元気になったのです。医者でもあったオマールはこの実を使って沢山の病人を救い、罪を許され、モカに帰り、聖人として崇拝されたそうです。
キリスト教国 エチオピア説
エチオピアの高山でヤギ飼いをしてたカルディは、放し飼いにしてるヤギ達が興奮してるのに気付き、修道院の僧侶にこのことを話します。2人で調べると、丘の中腹に自生してる赤い実を食べているらしい事がわかり、試しに食べてみたら気分は爽快、体に活力がみなぎってきたのです。僧侶は修道院のに持ち帰り、それからは徹夜の宗教行事でも居眠りをする僧侶がいなくなったそうです。
コーヒーの始まりには諸説あり、本当のところはわかりません。
コーヒーの実を食べて元気になった事から、薬として始まったというのが共通点です。
この有名な2説は16世紀前後のお話ですが、10世紀頃にアラビアの医者が乾燥させたコーヒーの実を医薬として使用してた記録もあるそうです。
奥深いコーヒーの話は沢山あります。またお話したいですね。
愛のコーヒールンバのリズムが、頭の中をぐるぐるしてるさっちゃんです。
切り干し大根の煮物

刻んだ人参、しいたけ、ツナを入れ
醤油、みりん、ごま油少々、味を調える