ソースの発祥の地はイギリス
イギリスのウスターシャー地方が発祥の発祥地といわれています。
香辛料の入った壺に野菜やリンゴの切れ端を入れておいたら美味しいソースができたとも、インドから持ち帰った香辛料の効いたソースが基になってるとも言われてます。
ウスターソースは、明治の初め頃に文明開化とともに、日本に入って来ました。
西洋のウスターソースは、酸味が強く、香辛料が効いた辛いものでした。
文明開化一色のこの時代、日本人は素直にこのソースを受け入れたのです。
洋食にソースをかけて食べるのが流行し、トンカツやコロッケにソースをかけて食べるのが徐々に一般化して行きます。ウスターソースは長い歳月その味を変える事なく、洋風調味料として、日本の食生活に浸透していきました。このソースはもんじゃ焼のソースでもあります。もんじゃソースも今は改良され、専用に出汁が加えられてたりしてます。
昭和20年代第二次大戦後、お好み焼きの全国進出に伴い、ソースは大きな変革を遂げます。
それまではローカルな、一部の食べ物だったお好み焼きは従来のソースで間に合ってましたが、よりお好み焼きに合うソースが求められる様になったのです。
日本人は古くから、味噌、醤油、みりん、カツオ、昆布、干し椎茸などの、旨味調味料に親しんで来ました。ウスターソースにそれら旨味を加え、野菜や果物の食物繊維を加え、とろみを付けて、お好み焼きに合う、日本化されたお好みソースが登場したのです。
お醤油は、大豆で作られるからソイソースって言うでしょ。なら、お好み焼きに使ってるソースってなんで出来てると思う?
スラスラ答える事が出来る人は少ないでしょう。
野菜、果物では
トマト、玉ねぎ、人参、ニンニク、キャベツ、林檎、ナツメヤシ、オレンジ、桃、パイナップル、レーズンなどメーカーさんにもよるかと思いますが
香辛料では
バジル、オレガノ、タイム、ローズマリー、シナモン、ナツメグ、クローブ、生姜、ブラックペッパー、唐辛子、フェンネル、カルダモン、クミンタラゴン、コリアンダー、スターアニス、山椒、ニンニク、などなどこちらもメーカーさんによって異なることでしょう
調味料では
砂糖、ブドウ糖、甘草、酢、酵母エキス、牡蠣エキス、家畜エキス、粉末昆布、椎茸エキス、マッシュルームエキスなどなどなど
聞いたことある物もあれば、馴染みのない物もありますが、それぞれに効能があります。
説明し始めると長くなりそうなので今回は省略します。が、とても体に良さそうでしょう?
ソースの中身は説明が難しいのですが、さっちゃんはお好み焼き屋。
わからないでは、プロと言えないでしょう。でも、いきなり聞かれたら幾つ言えるかなぁ?
答えは、野菜と香辛料と調味料だな
今日のおつまみ
ヤーコンと大根の甘酢漬け
叔母から貰ったお漬物です
酢、砂糖、塩で味付されてます
塩ゆでしたブロッコリーを彩に添えてます