用意したサービスのおつまみが無くなると、代わりにキムチを出します。
自家製ですか?とよくきかれますが、お肉屋さんに注文してます。そのお肉屋さんも、本荘市の焼肉屋さんに製造を委託しているそうです。追加でオーダーをいただく事も多い、美味しいキムチです。
当店に時々来店してくださる方で、韓国出身の方がいます。お仕事で、秋田に住んでいるそうですが、やはり韓国の方は皆さん沢山キムチを食べるそうです。小さなお子さんでもあの辛い物を食べるのですか?と尋ねたら、小さい頃は辛さ控えめにした物を食べるのだそうです。日本のカレーにお子様カレーがあるのと同じようです。韓国にはお子様キムチがあるのですね。
イ・ビョンホンさん似のお客様ですが、オーダーは、お好み焼きは豚キムチ、おつまみにトッピングキムチ、もんじゃも豚キムチ、メニューに今は無い豚キムチ炒飯と、キムチ尽くしです。日本でのお仕事も長い様で、日本語も大変お上手です。話すまで、見た目では韓国の方とは気付かないです。
年に一度、仕事のビザの関係で韓国に帰るそうですが。こんなに日本語が上手でも、仙台の入出国管理局では毎回大変な思いをするらしく、説明がしっかり伝わらないのか、嫌な思いをするそうです。日本人の友人に同行してもらったら、出入国管理局の人に、その友人に、しっかり説明してやってと言われたと苦笑いしてました。
だから仙台は嫌いと言ってました。書類などで堅い文章にすると理解しにくいのかもしれませんね。生活に使う言葉と違うでしょうから。仙台市は東北1の大都市です。とてもいい街です。海外から仕事の為訪れ、ご本人曰く税金もしっかり納めているのにと。言葉の壁があって大変でしょうが、どうか、出入国管理局の方、優しい対応お願い致します。
キムチは今では、日本人もよく食べる漬物です。発酵食品で、乳酸菌が豊富、お通じによく、唐辛子のカプサイシンは体を温め、ダイエット効能があります。加熱しないで作るので、ビタミン類も豊富です。ただし、キムチは漬物なので、塩もそれなりに使うので美味しいからと言って食べ過ぎはやはり注意ですね。
朝鮮半島は冬の寒さが厳しく、越冬前に各家庭で11月から12月にかけて漬けこまれ、野菜の少ない冬の時期の貴重な食べ物でした。唐辛子も貴重だったのか、初めは貴族の間でキムチ作りが始まったのが、19世紀半ばには庶民に定着し、国民的食べ物になったそうです。唐辛子を粉にして使うようになったのでキムチを作りやすくなったこともあるようです。
気候や風土に合わせて、日本の漬物や保存食と似たような事情でキムチも作られ、今のように広まったのですね。
今日のおつまみ
トマト・カボチャ包み揚げ
ミニトマトとチーズ
カボチャをレンジでチンしてベーコン
餃子の皮で包んで揚げます