親しくしてる友人の手相占いがよく当たると評判です。
でも、彼女は占い師ではありません。本業は、秋田市飯島で陶器と喫茶のお店のオーナーさんをしてます。
コーヒーを飲みながら、人生相談する人の悩みに向き合ううちに、趣味で観ていた手相占いで励ます様になり、メンタルケアの必要性を感じて勉強したそうです。
占い師というよりメンタルケアアドバイザーですね。
人の為に尽くして来たので、彼女に感謝してる人は多いです。
彼女は、情けは人の為ならず…実践してる方です。
情けは人の為ならずという言葉がありますが、この言葉についてずっと勘違いしていました。
子どもの頃は、半端な情けは人の為ならにならない。だと、思ってました。
大人になって間違いと気づきました。情けは人の為ならず、巡り巡って己が為。人にかける情けは、いずれ自分の為。だと、思ってました。誤用と言われていますが、こちらだと思ってる方は多いと思います。
しかし、原文は、施せし情けは人の為ならず、己が心の慰と知れ。
人に情けをかけて、見返りを期待して、相手を恩知らずと思うのは間違いだ、自分は良い事をした、それだけで良い。
しかも続きの文があり、我、人にかけし恵は忘れども、人の恩は長く忘れるな。自分のかけた恩などは忘れていいけれど、人から受けた恩は忘れるな。
前の五千円札、新渡戸稲造の言葉です。
やはり、お札になるくらい偉い人だったのですね。農学者であり、武士道という著書で世界的に有名な方でした。
我、太平洋の架け橋にならん。初代国連事務次長として世界平和に寄与した事を認められ、お札の顔になったのです。
情けは人の為ならず、人から受けた恩を忘れず、深いですね。
今日のおつまみ
ゼンマイと厚揚げの煮物
豚ひき肉をごま油で炒めます
厚揚げ、角こん、ゼンマイ、小口南蛮を加えて
みりん、しょうゆで味を調えます